ヒポクラテスについて
「医聖」 ヒポクラテス
ヒポクラテスという名前をご存知でしょうか?紀元前460年生まれの人です。
「西洋医学序説」という本を書かれ、「医聖」と言われている方です。
その中で、印象に残る言葉をいくつかご紹介します。
「助けよ!少なくとも傷つけるな」という事で、
自然治癒もすすめている方です。
現在の西洋医学では、患部を取り除くというのが一般的対処法ですが、
彼は中国医学のように体全体の治癒力を活用していたものと推測されます
その中で、いくつか私が面白いと感じた言葉を・・・。
「理由もなく疲労するのは病気だ」なんとなく、現代人にも当てはまるようですね。
「睡眠も不眠も度を超せば悪いサインだ。」
「眠って精神錯乱状態が鎮まるのはよいサインだ」
睡眠は、この時代からすでに注目されていたのですね。
「体調を崩しているときに栄養をとればとるほど悪くなる」
「体調の回復には、飲み物の方が植物より適している」
これも、なるほどという感じがします。
「容体が峠を越えてもしっくりしない場合には、再発するのが常だ」
「急性病は、14日以内に峠を迎える」
これは、現在の新型コロナでも見られるかもしれない
「どんな病気でも、患者の気持ちがしっかりしていて、食事を楽しめるのはよいサインだ」
食事はやっぱり、みんなでワイワイ食べる方がいいのですね。
「どんな季節でも、一日のうちに熱くなったり寒くなったりするときには、
秋に多い病気の発生を考えなくてはならない」これも、ちょうど今を示しているようで、2波、3波にも気を付けたいものです。
「容態の悪化と回復は、病気の性質や季節、悪化と回復の周期によって推測できる」
そういう意味では、まだまだ次第に解明されている、
今回のコロナも、予測しながら対処できるようになってほしいところです。
自分自身で、「理由なき疲労」を抱え込まないよう心しましょう。