経営に活かす東洋の知恵

八尾です 
八尾です 

皆さん こんにちは コロナもだいぶ落ち着いてきましたが、マスク取れるまで

あともうひと踏ん張りですね。気を緩めず、頑張りましょう!!

1.最近、カタカナ用語多すぎませんか?

コロナ生活も、もうすぐ2年になろうとしています

それ以前からもずっと感じていましたが、

生活の中に「カタカナ」用語が蔓延しているのが気になっていました

ましてや、テレワークの時代になると、

本当に文章の半分以上がカタカナのような文面も数多く見かけます

別に、カタカナを批判する訳ではありませんが、古来からある「日本語」や「大和言葉」の

奥にある深い意味を、特に今、忘れてはいけない気がしています

例えば、少し昔にはやった「リストラクチャリング」があります。

もともとは、再構築という意味です

しかしながら、いつの間にか「首切り」というニュアンスが強くなっています

これでは、本末転倒というしかありません。

言われてみれば・・・
Aさん
Aさん

私が以前勤めていたコンサル会社でも、「CI(コーポレイトアイデンティティ)の構築」を

主としていましたが、その時代の風潮では、

「社名のカタカナ化」「制服のブランド化」みたいなことに

陥っている風潮がありました。

今、密な交流が断たれている中、また今後もテレワークなどが日常化していく中で

本質的な人間交流の基本となる「言葉」そのものの本来の意味を

今、しっかり見直しておくべきではないかと危惧しています

美しい日本語や、言葉に宿る「言霊」の世界も大事にしたいところですね
八尾です 
八尾です 

2.ノウハウやスキルも大事ですが・・・

即戦力という言葉があります。

ごくまれに、ものすごい人がいて入社の次の日から

バリバリ成果を上げられる人もいるかもしれません

しかし、大半の人間はそういうわけには行きませんね。

長年と努めている方ですら、人事異動などで全く別の部署に行くと

大抵は、また一から学びなおし、のようなこともビジネス上ではよく起こりえることです

3月31日まで課長だった人が、4月1日部長に昇進したとしても、人間や人格そのものが

本当にそのように成長したわけでもありません。

ただ、肩書が上がるとそれなりに、自分が偉くなった気分になるのも想像に難くないところです

だからと言って、顎で人を使うようになっては、それこそ「パワハラ」上司と化してしまいますね。

人を教育する、育てるということは、単純にノウハウやスキルを身につけることとは

大きな差があると思っています。

徳川家康が、江戸幕府を起こした時には、まだ武蔵野大地は本当に何もない荒野でした

その時点から、100万人の人が住める平和な街を描き、彼は街づくりを始めました

壮大な、構想の中で街づくりは、なんと大阪や自分がかつて人質に取られていた

各地から数多くの商人を集め、彼らの力も借りて壮大な街・人づくりを始めたのです。

そのためには、

「上に立つものが古典を学び、人間研究を徹底して、互いに思いやり助け合い

一日一日を大切に、たった一度の人生を気持ちよく

楽しく暮らせるにはどうしたらよいかを徹底的に考えた」そうです。

その背景には、中国古典の考え方や、各種の経典、先人の知恵などがベースにあります

次回は、そのようなものの考え方の基本に焦点を当てたいと思っています

今の政治家に、そうあってほしいものですね
Aさん
Aさん

3.次回の大きなテーマ

八尾です 
八尾です 
先人の知恵を、現在に活かすには・・・というのが次回の大きなテーマです。

まだまだ、私自身未熟ですが、壮大な哲学の一端を一緒に学び合いませんか?

中国古典思想を始め、仏教の経典などにある

古来からの教えを紐解きつつ、現在の経営活かするヒントを探ります

そういう思想は、実は世界の各学問会のトップの方々が、

非常に関心を持ち、自らの理論にも取り入れられたりしておられます

経営者の好きな、あのマネジメントの父と呼ばれる

あのドラッカー氏なども、よく日本の伝統的教育の有り様に触れられています

外国人の方が、日本のことをよく知っていたりしますね!
Bさん
Bさん

また、江戸の平和を築いた徳川家康もしかり。

江戸の文化や教育の礎を気付いた寺子屋での教え、江戸学や江戸しぐさの奥深さと本質

現在の教育に比べると、きわめて奥が深く、また非常に実践的で先進的でもあります

まさに、温故知新。様々な角度から光を当てると余計にわくわくしてきます

現在、まさに、効率化、スピード化、結果優先などが進む中で

本質的な経営が、求められているのではないでしょうか?

SDGsなども、その一例かもしれません。

地球全体のことも、人類全体で考えていかないと

もう限界寸前まで来ています。

今こそ、本質的な意味での教育を取り戻し

将来の日本を背負えるような、本格的な人財育成をしていかないと

この国の未来は、どうなっていくのかと思えるような状況です。

すでに、50年以上も前に、ある教育学者の方は、

日本の教育は、狂育、恐育になつている

知育は痴育、徳育が得育、体育が怠育になっていると、警鐘を鳴らされていました

修身などという科目は排除され、偏差値優先、知識重視の点取り合戦教育になっています

過去の先人たちの偉大な知恵を、今一度かみしめて、

現在、今後、何が必要なのかを一緒に考えてみたいと思っています

4.初めての方もお気楽にどうぞ・・・

八尾です 
八尾です 
次回は、11月16日(火)19時半からです

会費は、各会参加は1500円ですが、今からでも年会費10000円で、

次年度5月まで毎月参加できます

また、今までのすべての会の資料もご送付します

さらに、もう在庫は少ないのですが、拙著3300相当(非売品含む)

を着払いでのプレゼントも致します(ただし、在庫亡くなり次第終了です)

申し込みは、このHPからどうぞ

必ず、ご自身のメールアドレスの記入お忘れなく。

ない場合には、こちらからの連絡はできません。

皆様、どうぞお気軽にご参加ください
八尾です 
八尾です 
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