2022年 大きな節目のスタート
1.年明けの心持ち
2022年がスタートしましたね。
今年は、2年ぶりに年越し稽古で新年を迎え、その帰りお宮にお参りをしてのスタートとなりました
道着を着て汗をかきながらの年越しは、剣道をする者にとっては心身が洗われる思いです
年明けから大きな地震、コロナの急速再拡大
世界経済の混乱の予兆等々、前回のポイントが早くも現実となっています
今年7月には、自分自身65歳を迎えついに年金受給者となります
もちろん、引退する気はさらさらありません。
しかし、コロナで動かなくなってからしばらくは、本当に意欲減退しておりました
ただ、テレワークが進むにつれ、全国各地に新たな人脈がずいぶん増えました
特に、今までだったらおそらくつながりそうもない方々との出会いは本当に貴重です。
少し、動けるようになってからは、本領発揮、パワーが急加速で戻ってきています
弊社の場合、研修が中心でしたが、今後は事業の領域も随分と変化していきそうです
易学の基本にあるように、変化を楽しみ、前向きに対処してきたいと思っております
私の本分は、まさに「悦び」にあります。
特に、不特定多数の大勢とのかかわりが吉の兆しだと思っています
尊敬する先生の著書の今年のキーワードに
「完全な安堵の元、退屈なものが生まれ変わる。美しい終焉にこそ魂は宿る」とあり
なるほど・・・と、実感している年初です
2.今年の目標
私の長男の誕生日は1月2日のため、施設に彼を送り届け
年明けは、毎年私の場合、1月3日がスタートという位置づけになっています
毎年、新たな手帳の表紙には、座右の銘「坂龍飛騰」(ばんりゅうひとう)を筆で揮毫します
そして、その年の星回りとポイント、
仕事・個人・家庭に分けて3つずつ目標を書き入れるのが恒例です
色紙を買ってきて、いつも目に入るところに、一年間はり続けることをもう25年もやっています
弊社の場合、企業と言っても、長男の重度障がいを支えることが、必須でした
そのため、会社組織にはせず、ずっと一匹狼でやってきました
今回のコロナでの、一番大きな変化はここだろうと感じています
様々な方々との連携が、
テレワークのおかげで非常に簡単になったことが大きいでしょう
しかしながら、気が付けばほぼ毎日のように、何時間も向き合う日常となっています
また、出張先でも、ネット喫茶を始め、テレワーク出来る環境が
すでに全国各地に、出来上がっているのは嬉しいことです
オンラインでしか出来ないことも、まだまだ多くありそうですが、当面はハイブリッドで
凌ぎつつ、徐々にオフラインを増やしていく方向を考えています
特に、人間性的な教育の分野に関しては、オフラインは不可欠だろうと思っています
また、再三坂龍塾でも取り上げていますが、なんでもかんでも「カタカナ」「簡略化ことば」
の蔓延には、もううんざりしています
日本の古来からある伝統、言霊、身のこなしかたなどなど、忘れてはいけないものの
伝承に力を注いでいきたいと思っている次第です
3.坂龍(ばんりゅう)塾の案内
次回の坂龍塾(ばんりゅうじゅく)は、1月19日19時半―21時になります。
今回、第八回目です。今回は前回の続きです。
今回参加の方は、申し込み時に生年月日もお送りください
前回は、本命星のみの説明でしたが、今回はさらに深い内容をお知らせいたします
また、前回の資料も使いますので、お手元にご用意ください
初めての参加の方には、事前に上記も含めた資料と内容を事前にお知らせします
基本的には、今年どのような心構えで、日々過ごすかのポイントをわかりやすく説明します
また、陰と陽の捉え方、考え方の基本などを、もう一度整理したいと思っています
また、それぞれの目標を確認し、相互コーチングをしながら、全員の目標達成に向けて
意思確認などが出来れば幸いです
宇宙学的な大きなシンギュラーポイントを乗り越えての、新たな一年目
様々なことも起こりそうですが、どのように流れに乗っていくか・・・
わくわくしながら、皆様と語り合えたら光栄です。
是非、奮ってご参加くださいませ。
年会費10000円お支払い頂ければ、過去7回の資料もすべてお送りします
年会員特典の拙著(非売品含む、3300円相当、着払いでお送りします)もまだ若干残があります
また、一回ごとの参加料は1500円です。
お知らせいただければ、振込先などご連絡します
今期のモノは5月終了ですが、次章で新たに4月スタートの講座の概要もお知らせしておきます
合わせて、よろしくお願い申し上げます
4.新たな講座の概要
きっかけは、北海道で今金町という町での取り組みに、首を突っ込んだのが最初です
元々、知的障がい者の親の会である、手をつなぐ育成会で、親御さんや障がい者本人向けての
メンタルヘルス研修を、各地での仕事の合間に、
ほとんどボランティアで実施していたのが始まりでした
ところが、コロナでどこにも出向けなくなり、大半は中座していました
そんな折、ネットでの農福連携コーディネイターの養成講座を、
ネットでやっている皆様と知り合いました
熊本が拠点なのですが、中核推進者がなんと北大の出身で、北海道とご縁があり
なおかつ、同期の北大応援団の仲間と大学時代、寮で同部屋だったという曰く付きの出会いでした
その後、コロナ禍でも、あちこちの現地視察を積極的に繰り返しておられ
私も、何度も同行させて頂いています
今年に入っても、三月まで毎月のように予定が入っている現状です。
そうこうしているうちに、かつて今金町も抱えているように、
地域の過疎化という現実的難題が片方で存在しています
農福と言っても、農業だけではなく、林業や水産業などの一次産業はもとより、
地域全体の過疎化を止めなければ、自治体の存続が危うくなっているのが現状です
個人的にも大好きなあの「小樽」でさえも、危機的な状況に陥っています
そうしたことも踏まえ、農福連携に加えて、地域を活性化できる組織作り、
人財づくりの支援ができないかと考えるようになってきました。
今まで、私が学んできた非常に幅の広い知恵を体系化し、地域活性を推進していける、
特に若い世代の育成をしていこうと決意しております
まだまだ、動き出す前のもやもや状態ですが、小さく初めて今年中には「コア」となる
人財を何人か育成して、行ければと思っています
そのため、数多くの方々との連携も強化し、体系化していければ嬉しいです
これは、今後の私の生涯目標となりそうです
もちろん、その中には「ダイバーシティ」「障がい者」支援は外せません
多くの人は、障がい者と聞くと、他人事のように感じておられますが
例えば、「眼鏡」にしてもある意味障がい者です。
私ほどの年になれば、「人の名前を思い出せない」「台所に来ているのに、何しに来た?」
「三日前に何食べた?」など、急には思い出せない人多いことでしょう
ちょいと普段と違う「雪かき」などしたら、3日後に筋肉痛がひどいとか・・・年寄り「あるある」ですね
尊敬する大先輩は、後期高齢者を、「高貴高麗者」と呼ばれます
また、かつては「PPK(ぴんぴんころり)」でしたが、
今後は「PSK(ピンとして、シャンとして、これからも)」
を標榜され続けておられます
私も、日野原先生のように、死ぬ瞬間まで元気に生き切れらたら良いなあと思っています