手当について
手当の意味合い
手当という言葉は、
一般的に治療的な意味を含むと思われがちですが、もともとそういう意味はないそうです。
しかしながら、最近、
ハグ等のスキンシップには、「オキシトシン」という幸せホルモンを出すという事がマスコミでも取り上げられました。
たとえば、昔から「胸に手を当てる」とか、「胸をなでおろす」など言う言葉は日本ではよく知られています。
どこを当てるのか?
何を当てるのかといえば、
掌の真ん中あたりにある「労宮(ろうきゅう)」というツボです。
軽くグーを握ったときに、中指の先が掌にあたる部分辺り。
俗にいうツボは、体内の異常が体表の特定部分に現れるという経絡學の用語です。
そのうちの特に作用の大きいツボの一つが、労宮(ろうきゅう)です。
血流、酸素供給、筋肉疲労、脳の活性化、気分の落ち込み、集中力などに関与しています。
ここで言っている胸とは、両乳首の真ん中あたり。ここには「だんちゅう」というツボがあります。
ここに労宮を当てると、「胸に手を当てる」という事になります。
ドキドキしたり、胸が苦しい状況の気には、このあたりが緊張して使えている感じです。
そんな時に、手を当ててゆっくり呼吸しているだけで、
落ち着いてきたり、胸のつかえがとれてくる感じになるのです。
また、その両手を、息を吐きながらゆっくりおろしていきます。
その際に、邪気を吐き出すように、呼吸ができると、本当に、ほっとした感じになれるのです。
いつも、親爺ギャグで言ってますが、あのウルトラマン、3分経つと寂しくなるので、母の星に帰ってきますね。
胸についているカラータイマーの位置は、まさに「だんちゅう」。怪獣やっつけてほっとするからですかね。
さらに、お母さんが赤ちゃんをあやすとき。抱っこして揺らしながら優しく背中撫でたりしませんか。
その時には、必ず首の方から腰に向かってやってますね。
背骨の真ん中辺りには、怒りのツボがあります。これを逆なでしないように、上から下に、なでおろしているのです。
まだ同時に、揺らしながら、おなかの中にいたときの振動も加えています。さらに、顔がお母さんの心臓辺りにあると、心拍音も聞こえているはずです。本当に理にかなった方法だと思っています。
かめはめ波の感じ方
自分一人でもできます。体の前で、両掌を向かい合わせにしてください。
ハンドボールぐらいの大きさをイメージして、そのボールを優しく持つような感じです。
そうしたら、自分の労宮に意識を集中してみてください。
しばらくすると、掌が暖まってきませんか。
私は長年やっていいますので、数秒で掌が紅潮するようになりました。冷え性の予防にもなりませんかね。
あと、有名なあの「ドラゴンボール」、掌でできた「元気玉」を相手にぶつけるのが「カメハメ波」になりますね。
この仮のエネルギーボールを使って、時々バレーボールやパントマイム的な演習もします。
イメージトレーニングにもなり、汗をかくぐらい心身の活性化にもなります。
根本的には、気の流れを整える。自分の心身のイメージを強くする。
そういう気持で取り組みましょう!!