生体のリズム
体内リズム
我々の体には、様々なリズムがあります。
生活の中でこのリズムが狂うことは、非常に心身に悪影響も及ぼします。
日々の自分のリズムを守りながら、良いリズムつくりに心がけましょう。
秒単位から見ていくと、
瞬き、心拍、呼吸、血の循環速度、胃腸の顫動、内分泌液の変化速度などは、ほんの一瞬のリズム感です。
日周期になると、血圧変動、体温、睡眠と覚醒、舌の味蕾の寿命、などなどがあります。
月単位では、爪の成長(10日で1ミリ)、赤血球の寿命(120日)頭髪の成長(ひと月で1センチ)
などがあります
季節性には、肝臓の細胞の寿命(約5ケ月)、うつ病は冬に多い、自殺も多い、一昔前は5月病
などという言葉もありました。
そういう意味では、最近特定の時期ではなくなってきている傾向もありますね。
また、年単位になってくると、太陽の黒点周期は11年、聴力は30歳代から低下、腎臓や呼吸器の機能は加齢華麗で低下、36歳は創造性のピーク、平衡感覚は40台から、視力は45歳、味覚は70、から低下。
一方、総合的判断力(結晶性知能)は80台まで右肩上がり、
寿命は120歳と言われています。これを聞くと少しホッとしますね
さて、かつて「老人力」というベストセラーがあった。
もうそろそろ年だな、なんて考えるのがそもそも、老化の一歩かもしれない。
100歳過ぎても現役バリバリで活躍する方も多い、一方で若年性の病で倒れる方もおられます。
年だと考えずに、「俺も、そろそろ老人力が身についてきた」と胸を張ってかんがえたい。
ボロボロで植物人間になりたくないと思っている人は多いだろう。
座るときに、「よっこらしょっ!」などという方は、すでに十分な老人力がついてますよ
そうならないためにも、日々のリズムを整えて軽やかに生きていきたいものです。
早寝早起きは三文の得と昔の方は、良い言葉を残してくれています。
100歳過ぎても現役を通された、
日野原先生は、「死ぬまで生きる」を最後の一息まで実践されました。
そして、人間の一番大事なものは、「時間」だともいわれています。
日々の一瞬一瞬を大事に、リズムを整えていきたいですね。
息を引き取るその瞬間まで・・・。
後期高齢者より、「高貴高麗者」「元気幸励者」を目指しましょう!!