いつもの〇〇かえませんか?
わかっちゃいてもなかなか変えられないものって多いのではないでしょうか?
ついつい、とか、今日だけ、今だけとか・・・そこが難しいところですね。
心理学でも、数多くの心理手法があり、自分自身の「思い込み」を変える方法はたくさん提示されてきています。
ただ理屈は様々解明されてはいても、いざ実践となると二の足を踏むのが我々ですね。
超一流の方のように、ストイックに何でも心底邁進できる人もまれには居るでしょう。
でも、大半の方は簡単に行動や考え方を一気に兼ねることは難しいのではないでしょうか?
私は、1997年に独立して、ストレスマネジメントを柱として独立しました。そのころにはすでに、ストレスという言葉自体は巷には蔓延していました。
ただ、いざ営業に出向くと、市場での知名度は全くなく、当初は「部屋を暗くしてツボを売りに来た」ということで、かなり煙たがられました。
それから、20年以上経過して、世の中的にはかなり脚光も浴び、話題に上るようにはなってきています。しかし、自殺者は一時より減ってはいるもののまだまだ非常に多い状況です。
ハラスメントも年々法制的には強化されてはいますが、相変わらずそこかしこで見受けられます。働き改革とはいっても、根底にある「意識」そのものを急に変えることができていない証拠でもあります。
そこで、考えたのが、「いつもの〇〇」を変えるという単純なものです。例えば、行きつけの居酒屋。常連客は、たいてい自分の座る椅子があります。注文は、「いつもやつ」・・・というお決まりです。
乾杯では、とりあえずビールから始まるのも常ですね。あるお店にはメニューに「とりあえずビール」さえありました。こういうことの繰り返しは、行動や思考にも影響することもあります。
いつもと同じ場所や時間に、いつもと同じパターンを繰り返していることを探してみましょう。小さなことでは、たくさん見つかるはずです。
ルーティーンもとても大事ですが、適度な変化も必要です。
現在の課題を乗り越えるために、ちょっとした思考や行動の変化から始めてみませんか?