ルーティーンについて
自分なりの儀式
少し前、五郎丸ポーズが有名になりましたね。
それ以前も、様々なスポーツ選手が必ず取り入れていることがわかります。数え上げたらきりがありませんね。
あのイチローさんも、毎日かなり厳密なルーティーンを徹底していることで有名ですね。特に、バッターボックスでの所作は野球にあまり関心のない方でも、眼にしたことがあるのではないでしょうか。
そもそも、ルーティーンとは、決められている手順の事です。
毎日の日課みたいなものですね。
生活習慣を整えなさいと、小さいころから、口やかましく言われて育ってきました。
この、ルーティーン何故そんなに大切なのでしょうか。
何気なくやっていますが、
実は非常に大きな効果があることがわかっています。
毎日の習慣によって、まずは自己管理能力がアップしていきます。
また、知らず知らずのうちに、精神的安定の基盤となっていきます。
さらには、いざという時の集中力向上にもつながります。
オリンピックなども緊張場面で、各選手のやっているルーティーンは、まさに鬼気迫る感じさえします。
そして、この
ルーティーンを守るという行為そのものが、基礎のトレーニング
にもなっています。
自覚しておきます!
考えてみれば、学校でも部活でも、決められた手順で始まり、終わっていますね。
私が続けている剣道などの武道も同じです。
礼で始まり、礼で終わります。
黙想して姿勢を正してから、準備運動、稽古、
そしてまた、正座、黙想、礼、の繰り返しです。
稽古そのものにおいても、決められた手順があり、基礎から、応用技、
そして最後に立ち会い、いわゆる試合形式の互角稽古などという流れがあります。
現在、コロナで自宅にいる時間が長い方も多いかと思います。
長引くとどうしても不規則になりがちです。
一日のスケジュールを決めて、自分なりのルーティーンを作っていましょう。
私は、以前からどこの出張先でも、必ず朝は毎日散歩から始めていました。
この2月、自宅待機の中でも、それは続けています。
散歩しながら、草花の芽吹きや青空、風、匂いなどを感じます。
特に、朝は大事ですね。
今は大勢でラジオ体操とはいきませんが、何かしら自分なりの気分転換をお勧めします。
朝日を浴びることも大事です。