生について
生きる意味
本日全国39県で、緊急事態宣言が解除される方向ですね。ただ、コロナが死滅したわけではありません。
私自身も、売り上げがない中、3ケ月近くも自宅待機が続き、かなりへこんでいます。
しかし、ここで緩めたら何の意味もないですね。わかってはいるものの、中々難しいところです。
2月までは、こんなことになろうとは、全く予想していませんでした。
普段あまりに当たり前に、なっているとそれが明日も当然続くものだという意識に変わっていることに改めて気づかされました。
そこで、今日は「生」について考えます。
生の言霊
言霊の世界では、「い」は最高次元の言葉に位置します。生の他、胃、医、意、居などがありますね。
また生は、「う」とも読みます。「う」は欲望の根源を示しています。
生の他、産、有、宇、迂、干などがあります。
すごいのは、読み方です。何通りぐらいあると思いますか。
常用漢字では、13.人名漢字では21.
このほか古典的な読み方までを合わせるとなんと、85通りの読み方があるそうです。
生地と書くと、「き」と読みますが、生粋では、「きっ」と変わりますね。
この「きっ」は実は上記には入っていません。
また東京には、福生という地名があります。
お近くでないと、わからない方も多いかと存じます。これは「ふっさ」と読みますが、これも上記には入っていません。
お名前の、生(いさお)さんなんて方も知ってますが、これもです。
同音異義語もたくさんあります。息、粋。域。意気。行。閾。往。などなど
また、生き(キ)になると、気、木、期、器、起、軌、樹、来、基などなど・・・。
このように、生きかたは様々、広範囲、奥が深いという事でしょうか。
困難にあって初めて、日常のありがたみを知るのが人間の嵯峨でしょうか。
ここは、一息入れて、粋な「生き方」を考えたいところですね。