睡眠について
人生の3分の一は、睡眠
今年に入ってから、毎日コロナ一色の日々が続きますね。
医療現場では、自宅にも帰れず、休む暇もない方もおられるようです。
心からの感謝とともに、少しでも休憩や休養の時間が取れるように、極力協力したいのですね。
基本的には、自分が感染者とならない事。知らないうちに人に移さない事が大事ですね。
そのためには、毎日書いている各種のリラクセーションにも心掛けつつ、
自分の心身の健康を守ることが大前提です。
自分の心身の免疫力を維持向上することがとても重要だと思います。
今回は、その中でも、特に重要な睡眠についてです。
ここ20年来、自殺者やメンタル不調者の増加が問題となっています。
そうした方々は、まず間違いなく何らかの睡眠障がいも抱えておられます。
考えてみれば、人間は日中活動する生き物です。
夜、寝るのが自然ですね。
ただ、感情が極度にぶれたり、異常に疲れすぎたりしていると、眠れなくなることも多くなります。
また、横になっていても、ぐっすりとは眠れなくなります。
寝酒で何とかと思っても、本当につらい時などは、中々酔えずアルコール依存に陥ることさえあります。
このような状態ならなように、日ごろからの生活リズムを大事にしたいですね。
最近では、「深睡眠」が注目を浴びています。
とにかく、ぐっすりと深い睡眠にすることが大事です。
まずは、朝一番は、朝日を浴びることが重要だと言われています。
部屋を真っ暗にして寝ている人は、暗幕を開けるなど、少し陽ざしが感じられる環境にしましょう。
寝る直前には、体の内部を温めすぎないことも大事です。
体の内部温度が下がらないと、脳が眠ようという状態になりにくいのです。
お風呂や飲酒、熱い飲み物、食べ物は、寝る直前には避けましょう。
最近は、自分に合う枕やマットレスを調べてくれるところもありますので、
寝ている姿勢などもチェックしてみましょう。
寝るための環境づくり、寝る準備を心がけましょう。
若いうちは、お休みに寝だめという方もおられるでしょう。
でも、あまりお勧めはできないようです。
毎日、出来るだけ規則正しい生活習慣を身につけましょう。
また、昼寝もしすぎると、かえって反動で夜なられなくなったり、
体に疲れがの残ったりすることもありますので、寝るにしても、せいぜい30分程度ぐらいにしておきましょう。
寝床に入ってから、スマホやPCをいじっている人がおられたらすぐにやめましょう。
脳を刺激して余計眠れなくなりますし、ブルーライトを夜浴びることもあまりよくないと言われていますね。
むしろ、布団から一度抜け出して、ゆったりとした音楽でも聴きながら、
眠くなるまで待つぐらいの対処ができるとよいですね。
昔から、「寝る子は育つ」と言われていますが、良い睡眠が心身の成長にも良いという意味だと思っています。
ちなみに、春秋に全国で実施されている自殺予防のポスターは、
「パパ!眠れてますか?」というスローガンになっています。