2023年の振り返り

１．年末に大きな衝撃

私の長男は、次年度1月2日で30歳となります。

生まれてすぐに黄疸を起こし、障害が残る可能性があると言われました

当初の2年弱は、普通に成長したのですが

徐々に症状が現れ、保育園に行く頃にはかなりあらわとなりました

向かって左側に立っているのが、幼いころの長男です

なんと私も若いことよ！　自分でもびっくり！

真ん中の私が左手に抱えているのは次男で、この子は正常に巣立っています

その後、書ききれないぐらいの艱難辛苦を経ましたが

ここ10年ほどは、入所施設で穏やかに暮らしていました

つい先月も苑の行事にもご機嫌で参加した、その直後の出来事でした。

腸閉塞の疑いがあり、入院が必要だと・・・

現在、集中治療室に入ってもう9日目です

なんと、本日12月1日午後、腸の様子を調べるために手術に！

手術自体は無事終了、しかし癒着が厳しく今後は継続治療へ・・・

言葉もまともに話せず、本人は何が起こっているのかも理解できません

点滴や鼻から管を入れられたりするので、全身拘束の形での生活です

普段、われわれは何気なく言葉を交わしていますが

こういう状況を目の当たりにすると、

五体満足、目や耳が正常で、普通に話が出来ることが

本当にありがたいことだという事を改めて、しみじみ痛感しています

我が家には、高齢の儀父母もいて身体は今のところ健康ですが

やはり、あれこれと日常に支障が出始めています

自分自身も、前期高齢者となり、「日常の健康」に

関して「ハッ！」と感謝と畏敬を払うことの大切さを思い知らされています

「当たり前」が、いかに「有難い」と言う事かという想いがこみ上げてきます

言霊の重み、言葉の持つ重要性

この長男の誕生をきっかけに

心理学とその周辺の世界を深くかかわることになった

全国各地のあらゆる障害を持つ方々や

その支援に携わる数多くの方々とも知り合うことが出来た

仕事では、それを基盤に企業様などで

よく「コミュニケーション」などについても話をする機会が多い

ただ、多くの場合教育研修などで使われてるものの多くは

「テクニック」的な形や「枝葉末節」的なものが多い気がする。

もう少し、本質的なもの、見落とされがちになっているもの

例えば、「生命」「健康」「寿命」などなど

物事の根本に迫ることは、このAIの時代

益々、重要かつ必然になって来るのではないかと思う

地球自体が悲鳴を上げているような状況下で

現在の世界観はどうなのだろう？

日本という国家はどこを目指しているのだろう？

我々個人は、いったい何を目指せばいいのだろう？

そもそも、この命をどうすれば

もっと大事に有用に使いこなせるのだろう？

一方で息子の様に、本当に何かしたくても出来ない方々も多数存在する

AIが急速に進化する中で、

人間本来のもつ優位性をいかに発揮するかは

もっと深い所をえぐる必要があるのではないだろうか？

新たな情報発信をスタート

OBSというものを学び始めて、一年と少し経った

コロナ前までは、全くのアナログオンリーのおやじだった

最初はコロナなど、すぐ終わるに違いないと高をくくっていた

しかし2年経った頃、ネットでの出会いをきっかけに

思わぬ展開が始待った、しかもすごい勢いで・・・

このくだりは、他のブログにお書いているので割愛する

特に、この1年はOBSのコンサルと出会い

毎月二回ほどのセッション

非常にきめの細かいフォローをして頂いた

そして、自分自身でサクッと動画を作ることが出来るようにまでなった

今や、YouTubeチャネル、各種SNSにも随時投稿もしている

FBのリール動画も、試しにUPしてみると

「いいね」が「３０００」近くもつくものも出て、自分自身が思わず感動！

改めて、「出会い」というもの大事さを学んでいる

この12月中には、OBSを学んだ方々とも

初めてオフラインでもお会いできるので非常に楽しみである

AIはじめネットの力はすごいと思う

しかし、オフラインでの実際の出会いと効果は

おそらく今後AIがどれだけ進もうと、AIが凌駕することはないと思える

人間にしかない感性、ひらめき、不思議な力・・・これは計り知れないからだ！

この度の、子どもの件だけでも、彼から学ぶことは非常に大きい

今感じている、この大きな「不安」「心配」がきっと

大きな「喜び」につながると信じている

独立した時から、坂本龍馬の生きざまに感動して

坂龍（ばんりゅう）通信というものをずっと継続していた

当初のころのものは、かなり古いフロッピーの中に眠っている

現在は、ALP通信として月一の配信に代わっている

今後は、このOBSも駆使して随時、様々な形での配信を続けていきたい

現時点（2023年11月）では、北海道の「カーピアセロム」という

北海道の車と様々な風土や地元の情報を提供する情報誌

この一角に「北海道への熱き想い」というエッセーを連続掲載中である。

今後、こういうアナログでの執筆もまたやりたいと思う

書籍にもまた挑戦してみようかとも・・・

せっかく頂いた命、子どもたちと通じて歩んできた人生

様々な出会いや、私ならではの気づきや想い・・・

生きているうちにあれこれ、ONOFF合わせて情報発信をし続けていきたい

また、少しづつ動けるようにもなってきた

全国各地での講演や交流も再会してみたい

出来ることを出来るときに、出来るだけやりつくす

決して立派な龍にはなれないとは思うが

龍とともに存在する様々な雲が

やがて何らかの「慈雨」のような惠の雨になる事を信じて・・・

自分自身の再興へ！

現在（2023年12月時点）で66歳

人生のゴール設定は、亡き父母の年齢合計の91歳

まだ、あと25年もある・・・

とりあえず、68歳での剣道7段へのチャレンジは確定

OBSを活用して、今まで学んできモノを

自分なりの個性を発揮しつつ、全て動画に落とし込もう！

障がいを持つ方々へ　ご自身や身内にそういう方がおられる人たちへ

組織や個人で、様々な何らかの心理的要因で、様々な悩みを持つ方々へ

もっと、より良い自分づくりをしたと思っている方々へ

何かしらの弱点を抱える自分を克服したいと思う方々へ

今まで読んできた様々な文献の分かりやすい解説などを・・・

剣道を通じて学んで来た武道の心技体の精神を・・・

振り返ることを通じて、もう一度自分を見直そう！

自分史を改めて、作ってみようか！

後、25年・・・独立してから現在までとほぼ同じ時間

こういう事にも、何か因縁を感じる年となってきたもんだ

そういえば、最近物忘れも多く

筋肉痛も、2－3日遅れてくようになっている

かつてはやった「老人力」の様に

年を重ねることを嘆くのではなく喜ぼう・・・

「ようやく、俺にも老人力が身についてきたぞ！」と・・・

最後は微笑みをたたえて死にたいものだ！