5月期における心技体の整え方
ゴールデンウィークも過ぎ、街中では半袖姿の人たちが
目立つようになりましたね。
先日、私が行った剣道の稽古でも、
分厚い冬仕様の道着が暑苦しくなってきました
季節の変わり目は、体調だけでなく、
心のコンディションにも影響を与えるものです。
特に5月は、新しい環境への適応疲れが出やすい時期。
この「五月病」という言葉も、
最近またニュースで取り上げられていました。
では、そんな5月期をどう乗り越え、
心技体を整えていくべきか。
今回は、私自身の経験などから実例を交えながら、
あなたにお伝えしていきたいと思います。

まず「心」を整えよう:小さな喜びを意識
最近、ある企業でメンタルヘルス研修を担当した際、
参加者から「忙しいとつい、自分が何を楽しみにしているのか
分からなくなります」という声がありました。
確かに、新しい部署や仕事に慣れようと必死な時ほど、
心の余裕は失われがちです。
そんなときは、
一日一つ、小さな喜びを見つけること
を意識してみてください。
例えば、「お気に入りのカフェでコーヒーを飲む」
「通勤途中の花を眺める」など、
ごくささやかなことで構いません。
春の季節の出張は非常に楽しいです。
全国各地で、素晴らしい草花と出会えます。

上記写真は、富良野のラベンダー畑にて
春の代名詞とも言える「桜」は
全国各地、どこにでも名所があります
タイミングが合うと、日本列島を北上しながら
各地で満開を見られたこともありました。
また、森の新緑や景色にも癒されます。
特に早朝散歩では、臭覚的に、春独特の素敵な香り
森の緑は、視力改善的にも非常に効果的です。
さらに、野鳥などのさえずりは、聴覚を刺激してくれます。
釣り好きな私は、港の匂いや波音も
大いにワクワクするエリアの一つです。
さらに、釣果があると自分でさばいて舌鼓
こうなると、味覚にも刺激が移りますね。

春らんまんは、五感にもすごく魅力的なシーズン。
花粉症や黄砂と言う難敵もいますが
そこは、そこで、耐えながら💦
ポイントは「意識して楽しむ」ことです。
意識が心に余裕を生み、
やがてそれが大きなエネルギーとなります。
朝の散歩、参拝、ストレッチや素振りは
私のルーティーンです

次に「技」を高めるために:学びのハードルを下げる
この時期、新しい業務スキルや知識を求められることも多いですね。
しかし、完璧を目指すあまり、
始めること自体が億劫になってしまう方も少なくありません。
私自身も若い頃は、何度もその壁にぶつかりました。
そこでおすすめなのが、「10分だけ勉強する」ルールです。
英語の単語を10個だけ覚える、
資料を10分だけ読む、といった具合に、
最初のハードルをとにかく低く設定するのです。

こうすることで「できた!」という感覚が積み重なり、
自信と技術が自然に育っていきます。
もうすぐ、68歳を迎えるこの親父が
現在、日々AIなどと戦っています💦
ちょっとしたことが出来ると
本当に、「出来た感」に溢れます
また、集中力という観点からも
同じことを長期間続けるより
複数の事を同時並行で進めた方が効率が
上がっていく事もあります。
PCの合間には、素振りやストレッチを挟んでいます
そういう意味では、心技体と言うくくり
でのスケジュール設定などもいいのでは?
時間という区分けの他にも、
場所や環境を変えるという方法もあります。
私は、仕事上、一台のPCに依存すると
怖いことが起こるので、常時2台使い
一台は、床に座って、もう一台は机の椅子に座る
という使い分けをしています。

また、出張先の部屋や書籍、データ閲覧なども
自分なりに工夫をして、様々なパターンを用意してあります
手帳は、ラインマーカー5色でやるべきことを区分け、
色でもスケジュールが分かり易くしています。
最近は、AIが進化して、様々な学習が
短い時間で取り組めるものもたくさん存在します。
困ったらすぐにAI君がコーチングや
カウンセリングも請け負ってくれますね💦

私も年齢が上がるにつれて、
持続力や集中力が低下してきています
皆さんも、自分に合わせた、心技体の
充実方法を、マネジメントしてみてはいかがでしょうか?
あなたなりの、素敵なスケジュール考案しましょう!

そして「体」を整えるために:リズムを守る
体調を崩しやすいこの季節、
何より大切なのは「生活リズムを守る」ことです。
最近、睡眠研究の専門家がテレビ番組で
「睡眠と体温リズムの乱れが、五月病を引き起こす一因」
と指摘していました。
特に、夜ふかしや朝寝坊が続くと、
自律神経が乱れやすくなり、心にも悪影響を及ぼすのです。
年齢を重ねてくると、朝早く目覚めますが
若い頃の様に、泥のようになることが難しくなりつつあります
最近では、寝た直後の深睡眠がよいという指摘もあります
また私が日頃から意識しているのは、
**「起きる時間を一定にする」**こと。

真っ暗な部屋で寝ないで、ふすま明かり窓が入ると
自然に目が覚めるようになりますね
日本家屋の奥深い所かもしれません。
特に、コロナ後、平日と休日の区別がなくなり
リズムが変わりましたが、日々のルーティーンは
むしろ定例的に落ち着きました。
これだけでも、体と心のリズムが格段に安定します。
後は、特に進化しているAIなどとの共存ですね
便利な反面、長時間浸り続けるという方も
非常に多くなっているのではないでしょうか!
画面を長時間眺め続けるだけでも、
非常に心身には悪いことが明らかです
さらに、PCとの接点が増えれば
視力や運動量の低下、姿勢の課題なども指摘されています

5月期は、心も技も体も、大きな影響を受ける時期です。
しかし、焦らず、ひとつひとつ丁寧に整えていけば、
必ず乗り越えられます。
あなたがこの季節を元気に、
そして充実した日々を送れるよう、心から願っています。
一緒に、心技体を磨いていきましょう!
