増え続けている自然災害を考える
1.日本全国酷暑続き
ここ数年、年々気温が上昇している
数年前までは、夏にクーラーをつけて
寝ることはほとんどありませんでした
しかし、今年はつけてないと身の危険を感じるほどです
私が中学生で神戸にいた頃、今から40数年前は、
最高気温は、せいぜい32~3度だった気がします
そして、たいてい夕方近くには夕立があり
さっと止んで、涼しさを届けてくれていました
ところが、ここ富山県は立山連峰がそびえたち
太平洋側で雨を降らせた後の、熱風だけがやってくる
いわゆる「フェーン現象」が起こりやすい所です
さすがに、体温以上の温度になると長い時間外にはおれませんね
外でのお仕事をされている方々には、本当に頭が下がります
お怪我や事故の無きよう、心よりお祈りします 合掌
また、週二回は地元の剣道教室があります
夜7時からですが、会場の体育館には冷房がなく
室温が38度くらいあるときもあります
剣道では、いまだに面の下にマスク着用、
面の口元には、プラスチックのフィルターを装着しています
さすがに、身の危険を感じるときは、防具を付けないでの稽古
稽古の時間も大幅に短縮しての実施となっています
足元は床暖房で、熱気もこもり、道義を付けたら
まるで服を着たまま、サウナの中にいるような体感です
予報では、まだしばらくは酷暑が続くとのこと
この後、反動で夏バテが心配になります
お互い、健康には気を付けたいですね
2.WHOのデータに見る温暖化
こうした異常気象は、地球規模で拡大中のようです
つい先日も、ハワイでの山火事が大きく報道されていました。
世界保健機関(WHO)の発表から・・・
1970年から2019年にかけて
暴風雨、洪水、干ばつなどの気象災害は
この50年で、発生件数が50倍にもなっているとのことです
大気中のCO2濃度は、産業革命頃に比べると約47%上昇
世界の平均気温は、約1.09度上昇
北極圏に限ると、上記に比べて2倍の上昇傾向
陸のある地域では、大雨の頻度と強度がともに上昇
強い台風も、ここ40年増え続けている
海水面の上昇も、ここ100年程度で20cmも上昇
上記のような、現象が高温が続くことにより
より過疎速度的に、上昇し続けることは間違いなさそうだ
国内を見ても、どこもかしこも、被災地ばかりになりつつある
大きな災害で、放置されているインフラ施設
農地、牧場、自然環境など、そのまま手つかずに
なっているままのところも散見される。
こういう状況でも、戦争や国際間の
諸国間の私利私欲に基づくせめぎあいが続いている
限られた地球という資源・環境の中で
子供たち、孫たちのために美しい地球残したいですね
3.食料・水・人口、、、課題は山積み・・・
私は、海が好きで釣りも大好き人間です
ただここ数年、防波堤から海中を覗くと
小魚の群れが、次第に減っていることに脅威を覚えている
数年前は、特に夏場になると様々な魚の群れが
たくさん泳ぐのが見えていた
最近では、暑すぎてどうももう少し深場へ移動しているようだ。
魚にとって、海水温が一℃上がるというのは
人間でいうと、10度上昇という感覚になる
敏感な川魚は、素手でつかんだだけでやけどをしてしまう
上記の影響かどうかは、定かではないが
冬場寒ブリで有名な氷見には、ぶりが戻らず
ずっと北海道に居座っていたようだ
釧路では、最近マンボウという
暖かい海にいる魚が揚がっている
気温上昇は、生態系などを崩し
多くの動植物が絶滅の危機にも瀕している
食物の栽培にも大きな影響があり
農家や酪農家にとって、非常に困難な状況が続いている
町には、昆虫食の自販機が目につく様にもなってきた
一方で、インドや中国、アフリカなどでは、人口の爆発的増加
日本のような超高齢化の進む国では
今後は国の存続そのものも危うくなっていく
あと20年もすれば、国内の1000以上の
自治体の存在すら危ぶまれている
災害防止という枠だけではなく
より大きな視点で、もう少しスピード感をもって
対処しないといけない案件だろうと思う
SDGSのお題目は、ごもっともだが
何かにつけて、先延ばし感がゆがめない
こういう時にこそ、世界的なリーダー登場が必要に思える
本当に、戦争などしている場合かと思う
のは私だけでしょうか?
子供たち、孫たちのために美しい地球残したいですね