人的資本向上のためのヒント
労働の勞について、見直してみよう!
労働の、労の旧字体は勞と表示されます
上についている、火二つは、かがり火を表しています
ワ冠は、場所なので、会社を示すことになります
力と言う字は、最初から終わりまでと言う意味合いがあります
一定の方向に光をかざしつつ、
ゴールを目指して進む場所と言うニュアンスとなります

さて、漢字には、通常音読みと訓読みが存在しますね
この字の訓読みには、3つあり良い面と悪い面が分かり易い
悪い面では、「勞れる」で、つかれるとなります
こうした働き方では、人材は育っては行かないですね
一方、「勞わる」とか「勞らう」となるといい意味に代わります

「勞わる」は、「いたわる」と読み、
何か大事にされている感じになりますね
また、「勞らう」は、「ねぎらう」と読み、癒される感じになります
働き改革などとよく言いますが、こうしたふとしたことから
「気づき」を増やしていく事をお勧めします!
ちょつとした事の積み重ねで、職場の雰囲気が変わります
まずは、身近なところから始めてください
日本語、何気なく使っていますが、奥が深いですよ!

低コストで継続的には、必定!
多くの中小企業では、時間がないお金がないという声が多く聞かれます
しかし、人の確保や人的資本の充実化は欠かすことが出来ません
現在、少子高齢化が急速な勢いで進んでいます

今後の組織の在り方や、採用の仕方などは根本的見直しが急務ですね
企業のほどんどを占める中小企業各社が、
一社ずつ人を集めることはどう考えても不可能な情勢です
まして、大手に対抗して賃金など
固定費を上げ続けることも無理でしょう
弊社では、設立当初から訴え続けてはいますが
中小企業の今後の有り様としては、連合や
アメーバー的存続を考えざるを得ないでしょう
また、国家を上げて海外からの雇用も
受け入れざるを得ない部分もあるでしょう
いずれにしても、意識転換をして
今後の有り様を描かざるを得ない状況だと思います

一つの救いは、AIが異常な速度で進化していることです
現場で活躍するAI搭載のロボットもどんどん出てきていますね
また、非常に煩雑な事務処理も、どんどんAIが
とってかわるようになってきています
その浮いた時間と資金を、どう人材の確保と育成に回すかでしょう!
トップを中心に、今まさに真剣に
取り組むべき喫緊の課題ではないでしょうか?
ゆっくり考えている時間は少ないですね💦

人的資本形成に時間と投資を!
教育にかける資金は、
今後の生き残りにおいて大きなカギとなるでしょう
幸いなことに、AIが急速な進化をしています
これを有効に活用して、早急に教育体制を再構築する必要があるのでは?
教育に一番大事なことは、継続性です

多くの企業では、とかく研修が単発になり易い傾向にあります
また、大手の場合、非常に数多くの研修が実施されてはいるものの
それらが体系的にまとまり感があるとは思えない状況です
それを、補って余りあるくらいにAIの進化スピードが速い
もうすぐ68歳になる私でさえ。毎日の様に触れています
ただ、残念ながら動画やオンラインだけでは
人間性の教育は、不可能だと思っています

特に中小企業は、創業者や経営者との距離感が近い
そこを、重視してしっかりと、
経営理念の深耕を図るべきだと考えます
そのために、一番重要なのは、オフラインでの内容のある
研修・教育をいかに継続していくかではないでしょうか?
一社だけでは、無理な場合、
それこそAIとオンラインも駆使し
複数の企業や様々な団体単位での
研修・教育も検討して欲しいところです

もっと大きな視点では、人口減少激しい市町村、都道府県
全体での対処も行政とタイアップして進めないと
所在地そのものと共に沈没、なんて事態にもなりかねません
それを一気に解決してくれるのも、AIの使い方次第でしょう
今こそ、意識改革、組織風土の健全化を急ぐべきではないでしょうか?

AIにより、時の流れが一変しましたね!