幸せはどうして作られる?
幸せと一言で言っても、人によって、その時々によって感じ方は違うでしょう。
例えば、お金はかなり重要なポイントではありますが、お金があっても不幸な人も中にはいます。
はたから見ると相当に困難な状況にあっても、活き活きと輝いて見える人もいます。
偏差値のように、数値で表されて、データとして客観化することは難しいでしょう。
脳の世界では、脳が安らいでいる状態がないと、幸せ感は出にくいことはわかっています。
以前、このブログでも書きましたが、
ある種の緊張状態が生まれると偏桃体がハイジャックされます。
この状態にあると、脳がうまく機能しなくなってしまいます。
では、どんな感じにすれば、「幸せ感」を増すことができるのでしょうか。
基本的には、食事、睡眠、運動などをバランスよく保つことです。
この中でも、特に脳には睡眠の質が大きくかかわっていることがわかっています。
そのほかには、自分自身に対する様々な考え方があります。
まずは、自分自身を信じること。最近では、自己肯定感という言葉もよく聞きます
次には、いわゆる共感や愛情を持つということです。
思いやり、人に対する優しい気持ちが、自分自身も整えていくのです。
そのうえで、自分なりの生きがいや希望を持つことができれば、それを維持向上につなげていく事が可能になるのです。
取り立てて大きな夢や生きがいではなくても、その日その日に、何か充実感のある小さな「幸せ感」の積み重ねが大事なってきます。ちょつとした、些細な出来事にもわくわく出来るのが良いと思います
人間の行動や思考が、脳からの指令によるものとずっと理解されてきました。しかし、最近のNHKの番組では、脳だけではなく、各種の臓器それぞれからの指令も脳に伝えられ、影響を与えていると知りました
我々の心身は実に巧妙で複雑に作られているようです。
脳だけでもまだまだ解明されていないことも多いと聞きます。
まずは、心技体、充実させて、日々是好日を目指したいですね。