良い脳波を出そう!!
脳波の種類
脳波には、大きく分けると4つあります。
有名なα(アルファ)波、そしてβ(ベータ)波、Θ(シータ)波γ(ガンマ)波です。
このうち、シータ波は、いわゆる瞑想状態のときに出る脳波になります。
通常出ている脳波は、β(ベータ)波で、普通の活動しているときの脳波です。
14から21ヘルツの波になっています。
また、自分を見失っているときに出ているのは、γ(ガンマ)波になります。
以前ここでも取り上げた、アミグダラ・ハイジャックが起こり、
扁桃核が緊張して、快・不快の判断が混乱している状況の時です。
21から25ヘルツと言われています。
アルファ波も、細かく分けると3つに分かれます。
アルファ3波は、思考を一点に集中しているときに出てくる脳波になります。
無我夢中で、一心不乱の状況の感じですね。
また、ゆったりと休養しているときに出る脳波は、α1波と言われています。
別名「休息アルファ」と名付けられています。7.5から9.6ヘルツの脳波になります。
また、一番いいとされているのは、α2波と言われるものです。
別名「アイディアアルファ」と言われています。
9.6から11.5までのヘルツの波です。
特に、10ヘルツの時に、創造力が最高にあると言われています。
またその折には、情緒も一番安定して来ます。
リラックス状態で、直感やひらめき出る脳波になっています。
また、この10ヘルツは、宇宙の波長と合う脳波ともいわれ、自然界との調和が大事という事もわかります。
海や山でくつろいでいるときには、この波長になりやすいと思われます。
我々の心身には、様々なリズムがあります。その中でも、特に根幹にあるのがこの脳波でしょう。
心身のリズムが崩れると、情緒も不安定になりやすいものです。
心身の安定のためには、アルファ波がなるべく出るように心がけたいものです。
そのための、キーワードは「リラックス」です。